玉島支所の裏辺り、溜川のほとりです。

ラーメン650円。ちょいあっさり醤油スープに中細ストレート麺。ネギとチャーシューはたっぷりですね。あ、スープもたっぷり。美味しかったです。ごちそうさまでした。
うなりやって、こんなに美味しかったっけ?思わずつぶやいてしまいました。

店の裏からの溜川の景観です。結構な風情ですね。
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『霞立つ ながき春日を 子供らと
うなりやラーメンをすすりつつ この日くらしつ
うなりやにて 玉島良寛』
店の前の看板です。もちろんやさしそうな良寛和尚さんがラーメンをすすっている絵がついています。
ここは昔あの良寛和尚さんが、青年時代を修行のため過ごしたという倉敷市玉島です。この土地にこんな看板をかかげたラーメン屋さんがありました。「うなりや」です。かたわらには「良寛さんもうなった秘伝のスープ」とも。そうか、それで「うなりや」なんだ。
「いやー。遊んでいるんです。」気のよさそうなご亭主が言っておられましたが、この洒落心は私にも共感するところが少なくないお店ではありました。
玉島市街地を東西に貫く旧国道2号線から、倉敷市玉島支所の横の道を北へ曲がってしばらく走った、家波が切れてきたあたりの右側に、そのラーメン屋さんはぽつんと建ってっていました。すぐ横は大きな池で、なかなか風情のあるところです。駐車場も店内も広く、席は約30席。おや、外にも机や椅子があります。池をながめながらも食べられるのでしょう。
メニューはラーメン500円、エビメシ500円、あとはからあげなど少々。もちろんラーメンをいただきました。麺は中細のストレート麺、とんこつ醤油でしょうか。濁って濃い目ですが、見た目よりもあっさり食べられました。おや、スープに少し甘味があるようです。何だか少し松系にも似ています。3枚あるチャーシューは柔らかくて美味しかったです。
「ラーメンはむずかしいですねー。いままでいろいろやったなかで、一番むずかしかったです。特にスープがねー。化学調味料は、チャーシューにほんの少し入れた以外は使ってないのですけども。」
「ここは場所がこんなでしょう。まわりに会社なども無いし。こられる時はお客さんこられるんですが、暇なときは本当に暇ですねー。」
ご亭主手作りという立派な机は、平日の昼前ということもあってか、この日は空いていました。でも休日のドライブ途中に立ち寄って、池の水面をみながらの1杯のラーメンはなかなか美味しいだろうなー、なんて思いながらの取材行でした。(2000,4)

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