2008年度決算認定に関する決算委員会が、10日に開催された。本来なら、12月議会での議題だったが、例の国庫補助金の不適正使用問題があり、その調査に時間がかかっていた関係で2月議会にずれ込んでいた。

 

 私は以下の二つの理由で、認定に異議を唱えた。

その1.予算の段階から賛成できない内容が含まれており、その意味で決算認定には反対。 具体的内容は、この間議論してきた、税金投入に異議があるチボリ事業、無謀な吉備高原都市計画、苫田ダムの余った水に毎年6億円も投入している広域水道企業団事業などである。

 

 その2.国庫補助金に不適正使用問題は、内部調査では「私的流用はない」とのことであり、「国との見解の相違」の部分もある。しかし、「不適正使用」であることは確かであり、その是正の意味を込めて県議会が「不認定」の態度をとるのは、議会の当然の責務だと思う。岩手県議会のようにでは同様の理由で認定に反対している県もある。

 

 わが会派以外は、自民党、民主県民クラブ、公明党の全てが「認定」の態度である。「議会の役割」が問われると思うが、いかがか。


春闘_1_1_1_1_1_1.JPG春闘の時期を迎え、7日には岡山県労働組合会議が春闘決起集会開催するなどの取り組みが広がっている。

 

 今年の春闘の最大の課題は大企業の内部留保問題。大企業は、派遣切りや下請け切りをする一方で、巨額な内部留保をため込んできた。景気悪化といわれる中、上位20社だけで昨年3月末から12月末で1兆1500億円も増やしているのである。

 

 全国労働組合総連合などは、5日、上位10社に対して次の要求をしている。

その1.企業の社会的責任として、雇用確保、労働条件改善に積極的な役割を果たすこと、その2.関連会社などに適正かつ必要な代金を・単価を保障すること、

その3.税金・社会保障を「応益負担」原則にもとづく適正水準の負担をおこなうこと。

 

 11兆5000億円にのぼる内部留保を保有しているトヨタ自動車に「内部留保を安全面にむけよ」というのも社会的な要求だと思う。


 2月9日、赤坂てる子県議が、今議会でのわが会派二人目の質問に登壇した。子どもの医療費、教員の定数、農業・・特に都市近郊農業の振興など多義にわたる質問を繰り広げたが、中でも、「子どもの貧困」問題は、新しい社会問題への県の対応を問う質問だった。

 

 「格差と貧困」が指摘されて久しい。本来なら「社会保障」が、その「格差と貧困」を是正する役割を果たすべきにも関わらず、現実は、社会保障の負担増が、弱者を社会保障から追い出す役割を果たしており、その象徴が「子どもの貧困」だと思う。

 

 それは政治と社会全体の問題だが、「住民の福祉向上」を責務とする地方自治体も正面から立ち向かわなくてはならない問題でもあると思う。

 

 赤坂質問の提起を、その一歩にしなくてはならないと思っている。


大介.jpg29歳になる長男の大介の看護学校卒業式が6日にあった。卒業証書を受け取る際に、数少ない「皆勤賞」も受け取っていた。「頑張っているな」とは思っていたが、「皆勤」とは全く知らなかった。

 

 実は大介は中学校では「不登校」を「貫徹(?)」している。茶髪での卒業式は未だ記憶に新しい。

その後、不登校問題をテーマにした映画「茜色の空をみたよ」の舞台・岡山県立烏城高校にお世話になって無事卒業。仕事を転々とした後、岡山の精神科の病院に介護の仕事で勤め始めて6年。その間に中学時代から付き合っていた彼女と結婚して、2人の子どもの父親になった。

 

 本人なりに色々考えた結果だと思うが、仕事を休んで看護学校に通うことを決意。働く彼女に家計を支えられ、家事や育児をこなしながら3年の課程を終えての卒業となった。

 

 私がこの長男を誇りに思うのは、「いのちを守る看護士」の職業の大切さや「皆勤賞」のがんばりという意味ではない。

 それは、自分の道を自分で決め、自分の足で自分のテンポで歩んでいることである。これからも、同じように歩んでほしいと願っている。


 28日、前号で紹介した「政治と語る会」が30歳前後の若い人たち50人以上の参加で盛況に開催された。

 民主党の一井県議が所用で参加できなくなったので、結局「野党の自民党と共産党」の議論となったが、多くの質問も出されて3時間という時間が短く感じられるくらいの充実感だった。

 

 詳細は省くが、やはり民主党の「陳情一元化」「箇所付け」問題は、批判的な意見が強かった。

 この問題で、私は自分の見解は言わず、津村氏の「おかやま財界」発言そのもの、「みんなの党」の江田けんじ衆議院議員のブログ、マスコミに掲載された片山善博氏の発言を紹介させてもらった。それだけで問題の所在は明確だったようだ。

 

 この「箇所付け」問題は、昨日、前原国交相が「情報管理の不徹底さ」の責任を問われて、鳩山総理に「口頭注意」という処分を受けて一件落着した。

 

 しかし、私に言わせれば、「鍵の管理の不十分さ」よりも、「公的情報」を盗んで選挙目当てにばら撒き、未だその正当性を主張している者の方が、問題だと思うのだが・・。


  集会.jpg前号でも取り上げた日本原自衛隊演習場で行われている日米共同訓練に反対する集会が、28日現地で開催され、400人が参加し、集会とデモ行進を行った。

 

 集会の特徴は、同様に日米共同訓練が行われている山口県岩国市と滋賀県あいば野からそれぞれ代表が参加し、連帯の挨拶を受けたことである。

 どちらでも、日米共同訓練が本格化している。その訓練内容は、いずれもアメリカがアフガニスタンなどで行っている軍事行動と同様のものであるし、そこにこの演習の危険性があるといえる。

 

 また集会では、地元奈義町の森藤町議から、「奈義町は今回も米軍のホームビジット(町民の自宅での懇親)を受け入れなかった。そこに町民の意思がある」と述べていたことも重要なことである。

 

 日米地位協定第24Bに指定されて、米軍演習が「常態化」しているが、町民は「ちょっと待て」と言っているのである。


 今議会の本会議質問は、わが会派から森脇・赤坂両県議の順番。2日にはまず森脇県議が壇上に立った。

 

 質問テーマは、雇用、景気、林業振興、環境、高齢者、障害児教育・・など多義にわたっている。林業問題など団全体で調査したものもあるが、ほとんどが彼自身が直接調査をした中で仕上げた質問であり、県民の生の声を、県民の目線で議論したものと言ってよい。

 

 質問原稿は、ホームページの「政策・見解」に掲載しているので、ご覧いただきたい。

(森脇県議の質問は「政策・見解」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html)


27日、おかやま環境ネットワーク主催で、「第1回おかやま環境シンポジューム・・アマモから瀬戸内再生を考える」が開催された。時間の関係で基調講演と調査報告の途中までしか参加できなかったが、それでも有意義な勉強をさせていただいた。

 

 基調講演は、元岡山水産試験場職員で医学博士の福田富雄さん、調査報告は岡山県農林部水産課の岡崎知治さん・・いずれも水産試験場の職員であることに注目してほしい・・。

 

 アマモの果たす役割については言うまでもないが、興味深かったのは、1920年代に岡山県で4300haあったアマモ場が、その後500haまで減少しているとのこと。その要因は、埋立、干拓、浚渫など人為的なものである。

 

 救いだったのは、アマモ場が現在は1000hanに復活しているとのこと。行政はもちろん、漁協など関者の必至の取組みのおかげである。

 

 開会挨拶で理事長の青山勲氏が「ホタルとアマモは自然再生のバロメーター」と言われていたが、全くその通りだと思う。「アマモ再生」へ・・三大河川の一つ・吉井川から発信をしたいと思う。


23日、日本原自衛隊演習場で行われた日米共同訓練を視察した。毎回の訓練を視察しているが、一回目は「都市型施設での対ゲリラ作戦」、2回目は「戦車による掃討作戦」、そして今回は、対戦車攻撃。

 

 米軍が保有し、自衛隊には装備されていない武器を米兵の指示で使用し、遠くにある鉄の板を打ち抜く訓練である。耳栓をしていないと鼓膜が破れるような轟音と私の体が動かされるような振動で発射された実弾は、鉄板を打ち抜いて後の土壁に当たり、黒い煙を上げている。

 

 何のための訓練なのか、なぜ自衛隊が装備していない武器を使用して訓練をしなくてゃなら無いのか・・・そこをしっかりと見抜くことが必要だと思う。 演習.jpg


 25日の代表質問のなかで、知事が「知的障害児を対象にした新設の特別支援学校(小・中・高)を倉敷市真備町に建設する」と発表した。

 

 倉敷市には市立の特別支援学校はあるが、すし詰め状態となっており、関係者から一刻も早い県立の新設学校の建設が求められていた。保護者の皆さんたちが、毎年のように署名を携えて知事や教育長に対して粘り強く要求してきた結果といえる。

 

 子どもの医療費(入院)無料化を小学校卒業まで拡大したことと並ぶ今議会のビッグニュースである。関係者の皆さんの努力に敬意を表したい。