バクチ経済のツケを 派遣にしわ寄せするな

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「派遣など3万人以上雇い止め」「岡山でも1000人を超す」「三菱自動車、岡山で250人雇い止め」・・・・派遣地獄といえる様相である。

 こうした中、この一週間、労働局、村田製作所、三菱自動車水島工場などに申し入れと調査に出むくとともに、実際に派遣を雇い止めになった人たちとの懇談を進めてきた。
 派遣で働く若者や女性の出口のない悩みは深刻である。何よりも、明日が見えないことが一番辛い。まさしく、「今ここが蟹工船」なのである。

 極端に話を進めるが、今回の世界的な金融危機は、「カジノ資本主義」といわれるようなバクチ経済が原因である。日本のトップ企業は、それに乗って、バブル期以上の巨額な儲けを溜め込んできている。
 それを支えてきたのは何か。派遣制度の改悪であり、とりわけそれが04年から製造現場にまで拡大されたことによる。トヨタなど大企業は派遣の犠牲の上に巨万の富を築いたといっても言い過ぎではない。

 しかし大企業にとって派遣制度の妙味はこれからである。景気が悪くなれば、安全弁のように直ぐ雇い止めできる派遣制度ほど都合の良いものはない。まさしく「このとき時のため」に派遣制度は導入されたのである。
 事実、派遣法の改悪は財界の要望である。そして、自民・公明・民主などが賛成して強行されたものである。

 派遣会社では派遣労働者は「売り上げ目標達成」のもと「商品扱い」される。企業では、派遣労働者は「経営危機打開」の調整弁として「もの扱い」される。
 人間を人間と見ないこの派遣制度は、根本から改めなくてはならない・・・派遣の若者の話を聞いて、暗澹たる思いに駆られながら、その先でほくそ笑む連中がいることに心底からの怒りを感じざるをえなかった。
(三菱への申し入れ写真はホームページ「いのしし日記」に掲載http://www.nijiiro.org/takeda/
 
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このページは、hanaaraが2008年11月28日 13:07に書いたブログ記事です。

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