2009年4月アーカイブ

貝殻山、金甲山、児島湖などをベースに環境問題に取り組んでいる「グリーンパートナーおかやま」(代表;藤原瑠美子)が、この度、最新式の「風力発電」tp「太陽光発電」を組み合わせた街路灯を岡山県総合グラウンドに設置し、岡山県に寄贈した。
 
 風力発電は、大きな翼が回転し、振動、電波障害などが指摘されているが、この構造はその心配がない「最新式」である。
 
 26日にその寄贈式が行われ、私も同席させていただいた。こうした取組みの一層の発展を願った次第である。 風力発電 2.jpg

4月28日、県議団として県当局に対して「派遣切りされた労働者の住宅問題」に関しての申し入れを行った。
 昨年秋以降の派遣切りに伴って、両肩追い出された労働者の多くが国の雇用促進住宅に入居している。しかし、その期限は6ヶ月・・この5月で期限を向かえ、これから出て行かなくてはならない人が出てくる。

 そうした中で、共産党として国会議員団が国に対して対処を申し入れ、県議団としては県当局への申し入れを行った次第である。

 国は、「6ヶ月制限」の延長を確約したが、逆に、今入居している労働者が出て行くのを待っている「待機者」もいる。抜本的な対応が必要だと思う。
 政府の追加経済対策では資産家の住宅購入支援策はあるらしいが、それは「景気対策の方向」が間違っていると思う。
 景気対策は金額だけではない・・麻生内閣のやり方が「格差と貧困」を呼ぶのではないか・不安が募る昨今である。
(申し入れ書は「政策・見解」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html

イラク訴訟 第3次.JPG 23日、岡山地裁は我々が訴えている「自衛隊のイラク派兵差止訴訟」に関して、判決を下した。相変わらず憲法判断を回避する内容であり、憲法が司法に託した役割を放棄するものである。
 
 また、この2月24日に岡山地裁近下裁判長が下した判決の画期的な内容である「平和的生存権」問題に関しては、「具体的権利ではなく理想と目的を宣言したもの」としている。
 
 確かに、憲法前文は「理想と目的」を高らかに宣言したものである。同時に、その最後には「日本国民は国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」とし、我々がその精神を神棚に祭ってしまうことなく、具体的な実践を求めているのではないか。
 
 この裁判長は25条の「健康で文化的な生活を営む権利」も、「理想と目的」として遠方に追いやり、具体的権利としては認めないのだろうか。
 私に言わせれば、この裁判長は憲法を詳細に読んだのだろうかと疑いたくなるほど低レベルの判決である。
 腹が立って仕方がないとぼやいていたら、「憲法をまともに読めない総理がいるのだから」と慰められた。笑うに笑えないブラックユーモアに、最近の気温以上に心が冷え込んだ次第である。

後期高齢者医療制度での保険証取り上げ問題で県当局や広域連合に申し入れをした件は既報の通り。
 
 全国からも大きな批判の声が上がり、厚生労働者もようやく重い腰を上げた。「相当な収入があるにも関らず保険料を納めない悪質なものに限って適用する」と慎重な姿勢を表明している。一安心ではある。
 
 しかし、こうした事態になるのは、そもそも75歳という年齢で区切り、高齢者の全員から保険料を徴収する仕組みそのものが問題である。
 小手先の「見直し」ではなく、「制度の廃止」も含めた抜本的な検討がもどめられていると思う。いかがか。
(先日の申し入れ書は「政策・見解」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html

既に2回ほど配信した三菱自動車の一次下請による孫請け切り問題で、24日、井原市にある共和鋳造に直接乗り込んで申し入れを行った。民主商工会の申し入れ行動に同行したもの。
 
 2000万円もの金額を下請代金から不当に差し引いたり、納品した部品を過去にさかのぼって返品したり・・・。とにかく、あらゆる面での「下請代金支払い遅延等防止法」違反である。
 
 既に中小企業庁が「法違反」で調査に入っている関係もあって、低姿勢の対応であり、我々の申し入れに対して、「文書での回答」「話し合いに応ずる用意あり」との答えが返ってきたのは一定の成果だった。
 
 しかし、下請代金法は様々な抜け穴があり、なかなか下請け企業を救済するのは困難がある。事実、自動車業界はこの法律違反が多発している。
 救済に向けて、さらに輪を広げてたたかって行く覚悟である。 共和.JPG

前号で「吉井川が赤い血のように染まって・」」と紹介したところ、大勢の方から心配の声が寄せられた。また、県の水産課もさっそく川水の検査を行い、また、岡山市も吉井川の支川の水質検査を行うなど担当部局の機敏な対応にも感謝している。
 
 県水産課の検査では、植物プランクトンであるクリプトモナスの異常発生が原因だとのこと。このクリプトモナスには毒性が無いとされており、これが直接の原因で魚介類の被害はないとのことで、一安心している。
 
 しかし、この発生量は、吉井川では平成8年以降毎年このような異常発生が起きていること、今回が過去最大のものであることなどを考えると、近年の異常な状態の原因を究明し、何らかの対策を講じる必要があることは明らかである。
 
 今から半世紀前、私が小学生か中学生の頃、吉井川の永安橋付近は最高の海水浴場であり、魚介類の宝庫でもあった。白魚漁は吉井川の風物詩でもあった。
 しかし、今日では、魚介類は全滅状態であり、一方、行政も学校も「よい子は川で遊ばない」と言い出した。「川は国のもの」とする思想のもと、住民と川とを分離して河川開発をしてきた付けがここに来ているのだと思えて仕方がない。 赤潮 4月21日.JPG

 北朝鮮の「ロケット発射」問題での国連安保理の議長声明と日本の国会決議を比べてみるとよく判る。
 議長声明では、「6カ国協議の早期再開」「平和的外交的解決」を打ち出している。しかし、国会決議は、「制裁強化」に大きな力点が置かれていることは明白である。
 
 世界の「常識」から見て異様な日本の状況について、マスコミでも「核武装阻止こそ緊急課題。日本外交の正念場」「声高迎撃ポーズは外交上は逆効果」「竹やり精神的で異常」などの声が寄せられている。
 
 キッシンジャーも北朝鮮問題では「米朝会談」「アジアブロックの共同」を指摘し、日本政府への名指しの批判はしなかったものの、「あくまで外交による決着」論を展開した。
 
 日本は外国と比べて[直接上空を飛ばれた国」であり、みんな不安が募るのは当然だと思う。しかし、それだからこそ政府と国会は冷静沈着でなければならないのではないか。それはリーダーの資格にかかわる問題でもあると思うがいかがか。
(北朝鮮問題の「赤旗」特集は「政策・見解」に掲載http://takeda.mcast.jp/index.html

ベトナム戦争の時代・・60年代から70年代に青春時代を重ねた私にとって、「直接会ってみたい巨人」が3人いた。
 一人は、突然の米朝国交回復やベトナム撤退の立役者・・「外交の巨人・キッシンジャー」、もう一人は、その超大国アメリカに勝利した「ベトナムのリーダー・ホー・チミン」、そして3人目は、そのアメリカの喉元で革命を遂行した「キューバの英雄・カストロ」・・である。
 
 ホー・チミンにはとうとう会えず仕舞いだったが、カストロには30年前キューバの首都ハバナで深夜に渡るカストロの大演説を聞くことができた。そして、「絶対に会えない」と思っていたキッシンジャーととついに会うことが出来た。しかもこの岡山で・・。(OHK開局40周年の特別企画)
 
 キッシンジャーの講演の詳細は4月29日のOHK放送を観ていただくとして、私が印象に残ったキッシンジャーのフレーズは次の二つ・・。
 「日本は富の分配が不平等」・・・・・
 「日本はアジアの国」・・・・
 
 当たり前だが示唆に富んでいる。キッシンジャーが歴史の舞台で活躍した中国とベトナム・・そのアジアの一員として謙虚に歩むことが「21世紀の日本」の姿だと確信した次第である。

19日、「吉井川が赤く染まっている」との一報があり、さっそく永安橋の袂に駆けつけた。川面に降り注ぐ太陽の光の明るさとは対照的で、血のりのような赤みを帯びたどす黒いものに、吉井川は永安橋から金岡の辺りまで覆われていた。
 この「いのしし日記」にも何度となく書き込んだ「吉井川の赤潮」だが、今回はかつてない異常な「赤黒さ」で覆われている。
 
 なぜこんなに毎年毎年深刻になっていくのか・・・ある人は「苫田ダムが原因」と言い、ある人は「上流の企業が原因」とし、ある人は「温暖化と少雨が原因」という。
 
 私は要因を、これらのどれかに特定することは間違いだと考えている。かなりの数の要因が重なり合った「複合汚染」だと思う。ある専門家は、「赤潮の発生は、その水域ごとに要因は異なる」とも指摘し、吉井川のこの部分の要因を具体的に研究するよう指摘している。私も同感である。
 
 かつて吉井川は「葦(あし)」が群生する自然豊かな川だった。その名も「葦の川」とも呼ばれていたほどである。西大寺が発祥で岡山に出た天満屋百貨店の最上階の「葦川(いせん)会館」は葦の茂る吉井川に因んだものと言われている。
 
 複合汚染の浄化は、特定の構造物では不可能であり、特効薬はない。自然の治癒力こそ最大の効果があると指摘する声もある。
 葦の茂る川に戻すほどの根本的な治療がこの川には求められているのかもしれない。 赤潮.JPG

後期高齢者医療制度の保険証取り上げ問題で5日、日本共産党県議団として岡山県後期高齢者医療広域連合と岡山県に対して申し入れを行った。
 
 この申し入れは、参議院の厚生労働委員会でわが党の小池晃議員の質問に対して、舛添厚労大臣が「保険料滞納者に対して、杓子定規に期限が来たからと言って、10割負担の資格証明書を発行するようなことはしない」と明確に答弁したことを受けて、岡山県と広域連合の態度を正すために行ったもの。
 
 これに対して、広域連合の事務局長は「厚労省に具体的な考え方を示すよう要望している」としながらも、「小池議員への舛添厚労大臣の答弁を基本にやることになると思う」と答えました。
 
 この問題に該当する人は、年金が低すぎて「年金天引き」出来ないほど低所得者の人が主で、こうした人から滞納を理由に機械的に保険証を取り上げることは許されないことだと思う。「お金の切れ目が命の切れ目」にしてはならない。
(申し入れ書は「政策・見解」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html

要介護認定の新基準の問題点いついては、以前の「いのしし日記」でも触れた。
 
 この問題では、「赤旗」報道が口火となり、国会での小池質問などが決定打となった形で、関係者の間でも世論が大きく盛り上っていた。
 
 その結果、新認定制度を導入して2週間も経たないうちに、厚労省は「経過措置」という形で見直しを発表せざるをえなくったて来たようである。
 「経過措置」とは新認定で要介護度が変わった場合、希望すれば従来の要介護度を継続できるというもの。スターと早々、制度の欠陥を認めたのに等しい「改善」である。
 
 しかし、現場の方々に「喜びの報」を伝えると、「未だ国からは何の連絡も無し」と不安の声が聞こえてくる。後期高齢者にしても介護保険にしても全てが「朝令暮改」の厚労省のやり方に対して、例え「朗報」であっても手放しで喜べないのが実感だという。
 
 現場の厳しさ・深刻さをあらためて痛感させられ、深く頭を下げた次第である。

12日の地元紙。1面に掲載されていた精神科医・香山リカさんの「時評」と「読者のページ」に掲載されていた児童文学作家・八束澄子さんの「読んで」欄に、同じ内容の主張が明らかにされていた。

 それは、麻生総理や財界がよく強調する「ピンチをチャンスに」のフレーズに関してである。香山さんは「ピンチはピンチとして認識し、いま困っている人を何とかする手立てが必要」「チャンスにすべく頑張るには最低限の生活保障が必要。それさえ失いつつある人が急増している」と指摘する。

 八束さんは「聞こえのいい言葉だけでは駄目」「今もしピンチがチャンスに変わるとしたら、意味なく勝ち組だ負け組だと言葉に踊らされた私たちが、そうではないと気付き、周囲の人と手を握り合うことではないか」と語る。

 「ピンチをチャンスに」というフレーズが、「負け組」をさらに蹴落とすだけでなく、「勝ち組」の中に「スーパー勝ち組」をつくるだけのフレーズと思うのは私だけではない。

15日の総務委員会において、国直轄事業負担金問題を議論した。以下、私が指摘した点について紹介しておく。
 
①まず金額だが、今年度当初予算では126億円を計上している。この額は単県公共事業の総額に匹敵する巨額なものである。もちろん、「当初予算」は国の景気対策でさらに膨れ上がり、さらに巨額な金額となる。
 
②国直轄事業負担金を地方が負担する根拠法は、「地方財政法第17条の2」なのだが、そこには「国があらかじめ予定額を地方に通知する」「地方はそれに不服を申し出ることが出来る」とあるが、県はその不服意見を一度も申し出たことはない。その点での県にも責任があるのではないか。
 
③鹿田町jにある岡山河川事務所の書庫改修事業に負担金1900万円が入っていたという点では、知事が指摘するように「明細書の開示を求める」ことが前提だが、同時に、「本来、国直轄事業負担金に入ってはならないものも入れていた」という点で、重大な問題だ。事務費や人件費が入っているのも了解しがたい。
 
④9月の清算時期まで時を待つのではなく、早急に明細書の開示を求めて、真相を明らかにすべきだ。その際、「数年前に国道事務所が移転した際の負担金は正常なものであったか」についてもハッキリすべきだ。
 
 さて、「国直轄事業負担金」の是非についての議論だが、これは冷静なキチンとした議論がいると思う。大阪の橋本知事のように、国を批判する「どぎつい言葉」を言っていれば済む問題ではない。国民の安全と、国と地方のあり方に係わる問題だからである。
 
 今回の岡山河川事務所の問題は、「国直轄事業負担金のそもそも」議論とは別個の問題である。
旭川、吉井川、高梁川での国直轄事業負担金を使って、岡山市鹿田町の河川事務所の書庫改修事業を行うのはどう考えても納得がいかない。国に対して、急いで明確な説明を求めるものである。


11日、倉敷市で「チボリ事業の教訓は何か・・県民の目線でチボリを検証する」シンポジュウムが開催された。この間チボリ事業への税金投入に反対してきた市民団体とチボリ訴訟弁護団の共催である。

 コーディネーターは岡山大学副学長の岡田雅夫先生、シンポジストにはチボリ訴訟弁護団団長の山崎博幸弁護士、倉敷の市民運動から2人、そして私の4人で、様々な角度から問題点を深めあった。

 岡田先生からは、最初の問題提起として、チボリの総括の視点として、①経営が破綻したから駄目だというのではなく、そもそも県が県民の税金を投入してやることなのか、②「検証委員会の報告」では、スタートして以降、路線修正の可能性があったことを指摘しているが、そもそもなぜこんな事業をなぜ最初から中止できなかったのか・・・と根本問題の提起があった。

 私は、18年前に県議になった最初の本会議での長野元知事との論戦に触れながら、「第3セクターの問題点」「公共事業とは何か」・・などチボリ事業を通じて考えさされたことを報告した。

 シンポ全体の報告は「報告集」を作成する予定なのでそちらをご覧いただきたい。
(シンポの写真は「いのしし日記」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html
チボリシンポ③.JPG

麻生内閣の15兆円の経済危機対策を見て、聖書にある「我が亡き後に洪水は来たれ」そのものだと思った。まず総額があり、そのためには赤字国債の大量発行も止む無し・・・後がどうなろうが、自分が総理を辞めた後なら、どうなろうと構わない・・・そんな感じが見え見えではないか。

 具体的な中身では評価できるものもあるのは確かだが、「誰に軸足を置いて景気対策をするのか」という点では、従来型の公共事業やゼネコン・大企業・大銀行・大資産家優遇が目立つ。
 
 その上に、後で「景気破壊税」のシンボル消費税増税が待ち受けている。「地方の負担は軽減」と言っても、後で「国の財政難」を理由に地方の財源を大幅に削減する仕打ちも見え隠れしている・・国民にとっても地方にとっても、「国民の暮らし応援」に軸足を置いた景気対策への抜本転換が求められている。
(麻生内閣の経済危機対策についての共産党の考えはホームページの「政策・見解」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html

0408.介護保険_1_1.JPG前々号で触れた介護保険の要介護認定問題で、県議団として県当局に申し入れを行った。もちろん、介護保険は国の制度であり、事業主体は市町村ということで、県の役割・権限は限定的ではあるのだが、市町村の実態や問題点を把握し、国に制度改善を求める上で県の果たす役割は大きいと考える。

 県の担当者は、今回の要介護認定の見直しについて「アバウトな状況を厳格にし、公平さを保つようにする主旨」と述べたが、私は、「それは介護という人間的な営みを機械的なものにするという意味にもなる」と指摘させてもらった。

 介護保険制度がスタートして10年、「高齢者の尊厳」と「従事する介護労働者の権利」を拡充することを目指す抜本改正こそ求められている。
(申し入れ書は「政策・見解」に、申し入れの写真は「いのしし日記」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html


4月1日、瀬戸内市の演説会に穀田国会対策委員長が来られたのを機会に、長島愛生園を訪れた。愛生園自治会役員との懇談、供養塔への弔問、日本共産党愛生支部のみなさんとの食事をしながらの懇親を駆け足で行った。岡山からは、石井県委員長、島田地区委員長と私が同行した。

 穀田さんは、強制隔離が強行されて100年、そしていよいよ基本法が施行されるこの時期に、愛生園を訪れた感想を述べながら、「ハンセン病患者・元患者の方々の最後の戦い」で出来上がった「基本法」の実行は、厚労省の責任でキチンと遂行させるよう頑張る決意を表明した。入園者の平均年齢は81歳・・これ以上の「戦い」には限度がある。

 自治会からは、「医療・介護の人員確保」「歴史館の充実」など緊急な要望が陳情された。「将来構想」問題はもちろんである。

 供養塔に眠る御霊は3480人、その中には日本共産党員として人生を全うされた28人もいる。差別と偏見を克服する先頭に立って戦った先輩たちの遺志をついで「ハンセン病闘争の最後の戦い」の覚悟を固めあった次第である。
愛生.JPG

岡山県が全国に先駆けて設置した「派遣切り労働者のための一時宿泊所」だが、一人だけの入所があったとのこと。「たった一人か」という人もいるが、「一人の意味」を受けとめる人もいる。私も、「三菱関連の派遣労働者」で「3月末」に住宅を失った人を救済できたことは意味があると思う。

 同時に、雇用促進住宅や県営住宅の入居率の高さに比べてどうなのか、の検討もこれからの課題である。「学校の春休みで空いた寮を使っての短期間の措置」、「ハローワークの紹介」「食事サービスは無し」などの制限があったことは結果としてどうだったのか・・・何よりも派遣切りされた労働者やその支援をしている人たちの話を聞くべきであろう。

 派遣切りされた人が、公的支援で福祉の職場に就職した人が、直ぐ止めていくケースも聞いた。そのケースの場合にも、丁寧な就職支援や職業訓練、かなりのスパーンでの生活・住居保障などが必要だと痛感した。

 更なる知恵と努力を尽くしていかねばと思う。

 北朝鮮が5日、ロケット弾を発射した問題で、昨日の国会決議に我が党は反対をした。その理由は、党本部や国会議員団のコメント・質問で明らかにしているので、ぜひご覧いただきたい。

 日本上空を通過したのだから、他の国に比べて不安や怒りが大きいのは当然だが、それだけに、政府や国会には冷静な対応が求められていると思う。
 その点で、私が疑問に思うのは、日本政府の外交努力の欠如である。ミサイル防御のみが先行し、その結果、政権浮揚の意図まで見え隠れするのは許しがたい。

 隣国なら、他の国以上に「発射させない」外交努力を尽くすべきである。「軍事は外交の失敗の結果である」という世界の外交史の教訓から今こそ学ぶべきではないかと思う。
(国会議員団のコメントは「政策・見解」に掲http://takeda.mcast.jp/index.html

「整髪」という調査項目。「頭髪がない」「短髪」の場合は、介助が発生していないため「自立」・・・4月から厚生労働省が導入しようとしている「介護保険制度の介護認定の新基準」である。

 介護保険制度がスタートして10年目。私は当初からこの「介護認定」の基準に疑問を抱いてきた。おそらくこの制度は、実際に介護をしたことのない厚労省の役人が決めた基準だと指摘してきた。長さを測る巻尺と時間を計る時計、そしてパソコンを駆使して決めたものに違いない。

 私のカミサンは、自分の母親(重度の認知症)の在宅介護に仕事を止めて挑戦。私はそれを邪魔しないようにしているだけなのだが、「介護」というものがいかにに人間的営みであるかは肌で感じている。
 食事、排泄など同じ行為でもその日の体調や気分で時間もエネルギーも全然変わってくる。「母と娘」の関係だけでなく、高齢者とヘルパーとの関係もそうである。

 厚労省は3月末になって見直し策を発表したが、根幹は変わらない。冒頭の「整髪」の例では「自立」が「介護されていない」に置き換えただけである。

 「見切り発車」を中止し、根本からやり直さないと駄目だと思う。

4月1日、政令市岡山市が誕生した。我々はこの間、「合併による人口増の人口要件クリアは問題」「時期尚早」などを唱えて問題点を指摘してきた。
 しかし、政令市になった以上、それが市民本位の市政につながるよう誰よりも尽力したいと思っている。

 そこで少し整理しておきたい問題がある。
 言うまでもなく、「地方自治」には、「住民自治」と「団体自治」の二つの側面がある。「政令市」になるということは、「団体自治」としては大きな転換であろう。「地方公共団体」としての権限を強大にするからである。

 しかし、「住民自治」という側面ではどうだろうか。合併によって強引に「人口要件」をクリアしたため、「自治体」は「当局」も「議会」も住民からますます遠のいている。
 ある地方自治の専門家は、「住民自治の基礎単位は2万人程度」と指摘する。「目に見える住民福祉」もその規模だとも言う。そうした規模で住民自治が貫徹するシステムを構築する必要があると私も考える。「4区制度」だけでは不十分すぎる。

 政令市は、あくまで「地方自治」拡充が目的である。そして「地方自治拡充」はあくまで「住民福祉の向上」という「地方自治の本旨」を達成するためのものである。 東区.JPG

前号でお知らせしたように、三菱自動車の下請いじめ問題で、広島にある公正取引委員会の中国支所に出向いた。

 当事者である金型アルミ鋳造業(美作市)の松田さんの切々とした訴えを聞くのは県庁に続いて二度目だが、三菱一次下請の共和鋳造所(井原市)にある共和鋳造所の不当なやり方に怒りが湧いてくる。
 「単価の上乗せ」を約束したにもかかわらす、後で下請代金から利子を付けて差し引く・・納品した部品を後でさかのぼって返品し、その代金を返金させる・・・こんなことが許されてよいはずがない。

 同席したした民主商工会のメンバーも含めて、今後は、東京での本省交渉や国会での問題化も含めてトコトン戦っていく覚悟を固めあった。
公正取引委員会.JPG

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