前号で報告した岡山市大供公園での年越し派遣村のデータがまとめられたので、ここでも報告しておきたい。
派遣村を頼って「入村」した人は4日間の延べで236人、一日平均40人となる。支援に駆けつけたボランティアの数は324人、カンパは36万円となった。もちろん現金以外の野菜・果物などの現物支給は膨大なものになる。
派遣村の仕事としては、食事やテント・フトンの提供だけでなく、弁護士、議員などの「相談コーナー」が大きな役割を果たした。相談内容は、宿泊シェルターの相談が10数件、生活保護申請が10件、弁護士さんへの法律相談(サラ金、夫婦間トラブルなど)が30件から40件となる。
画期的なことは、市役所が休日の場合でも、岡山市の対応によって生活保護の申請が受け付けられたことである。「役所の休み」ではなく、「市民の生活の実態」に合わせる・・・当たり前なことだが、行政としては画期的な出来事だった。
派遣村は1月3日で閉村したが、問題はなんら解決したわけではなく、今日も様々な相談がそれぞれのところに寄せられている。政治の責任はこれから厳しく問われてくる。


