宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、金星探査機「あかつき」が金星周回軌道への投入に失敗したと発表した。「重力のある惑星に(探査機を)投入するのは難しかった」としている。「はやぶさ」の例とは異なる実験であり、その困難さは格別のものだと思う。
「あかつき」は、今後軌道を修正すれば2016年12月~2017年1月の間に2回、再投入の機会が訪れるという。
「はやぶさ」も地球帰還は3年経過したが、それは地球とイトカワの軌道の関係で、そのタイミングしかなかったのである。おそらく「あかつき」も軌道の関係で6年後しかタイミングがないのだろう。
文部科学省がさっそく、その原因究明をする旨を発表しているが、性急な結論は出さないで欲しい。失敗した後の成功事例のほうが、「実験の成果」は大きい。私は6年後に期待している。科学技術とはそういうものだと思う。


