15日の県議会各常任委員会に、2011年度の予算案が示された。マスコミでも「2年ぶりのマイナス予算」「行財政改革のプランに沿って久方ぶりの黒字」などの見出しが躍っており、厳しい財政状況のなかで財政運営を切りもみした財政当局には敬意を表しておきたい。
しかし、私は財政評価の基準を「赤字か黒字か」に置かないようにしている。地方財政学のなかに「名誉の赤字、不名誉の黒字」という言葉があるが、大切なものを削って黒字になったからといって誉められたものではないし、県民に大切なものを守って赤字になっても責められるものでもない。
問題は予算の内容だと思う。景気打開・雇用確保にどれだけ役立つか、深刻な医療・介護・福祉の課題にどう向き合っているか、地場の産業、農林漁業の振興はどうか・・・予算の編成権と執行権を持つ当局に対し、予算の議決権をもつ議会の大切な役割はその内容の議論をするところにあるのである。
さて、今回が私の最後の質問となる。この間、「初日の2番」を質問の定席とさせてもらっており、今回もそうお願いする予定である。3月2日(水)の午前10時30分くらいから・・乞うご期待。


