読み応えのある「医師会報1300号記念特集」・・私の発言も掲載

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岡山県医師会から「医師会報1300号記念特集号」が届きました。昭和25年創刊発行ですから60年の長きにわたって発行されてきた伝統の会報です。「1300号記念」は厚さも1センチ以上のボリュームですが、内容も「医療と産業」というテーマで、現代の医療問題に切り込むものとなっており、読み応えがあります。

 

 県医師会長の井戸俊夫先生は、巻頭論文「医療の産業化は許されるか」の最後でこう指摘されています。

 

 「今後医療ツーリズムによって、公的医療費が抑制されたり、自費診療が広がって、貧富の差別なく国民誰もが等しく受けられた医療に格差が生じ、わが国の国民皆保険制度が危機に晒されるようなことになるのであれば、それは我が国の医療崩壊を再度到来させるものであり、医の本質を見失うことになるから、この「医療ツーリズム」、「医療の産業化」を絶対に許してはならないのである」・・・・私は、その確固さには頭が下がります。

 

 医師会は、昨年1031日「医療と産業」のテーマでシンポを開催していますが、その場での私のフロア発言も、この「特集号」に掲載されています。

 私はそこで、「岡山県当局の医療の産業化=医療ツーリズムは、保健福祉部ではなく産業労働部の観光課が進めているものであり、医療の本質とは無関係の部署から発信されており、議論する場が違う」と指摘しました。

 

 東日本の震災で問われている「いのちと絆」は、国民皆保険制度の真価が発揮される問題でもあり、井戸会長の巻頭論文は、今読み返しても意義深いものと感服しているところです。

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このページは、takedaが2011年5月29日 18:36に書いたブログ記事です。

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