県議会の最近のブログ記事

 今議会の本会議質問は、わが会派から森脇・赤坂両県議の順番。2日にはまず森脇県議が壇上に立った。

 

 質問テーマは、雇用、景気、林業振興、環境、高齢者、障害児教育・・など多義にわたっている。林業問題など団全体で調査したものもあるが、ほとんどが彼自身が直接調査をした中で仕上げた質問であり、県民の生の声を、県民の目線で議論したものと言ってよい。

 

 質問原稿は、ホームページの「政策・見解」に掲載しているので、ご覧いただきたい。

(森脇県議の質問は「政策・見解」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html)


27日、おかやま環境ネットワーク主催で、「第1回おかやま環境シンポジューム・・アマモから瀬戸内再生を考える」が開催された。時間の関係で基調講演と調査報告の途中までしか参加できなかったが、それでも有意義な勉強をさせていただいた。

 

 基調講演は、元岡山水産試験場職員で医学博士の福田富雄さん、調査報告は岡山県農林部水産課の岡崎知治さん・・いずれも水産試験場の職員であることに注目してほしい・・。

 

 アマモの果たす役割については言うまでもないが、興味深かったのは、1920年代に岡山県で4300haあったアマモ場が、その後500haまで減少しているとのこと。その要因は、埋立、干拓、浚渫など人為的なものである。

 

 救いだったのは、アマモ場が現在は1000hanに復活しているとのこと。行政はもちろん、漁協など関者の必至の取組みのおかげである。

 

 開会挨拶で理事長の青山勲氏が「ホタルとアマモは自然再生のバロメーター」と言われていたが、全くその通りだと思う。「アマモ再生」へ・・三大河川の一つ・吉井川から発信をしたいと思う。


23日、日本原自衛隊演習場で行われた日米共同訓練を視察した。毎回の訓練を視察しているが、一回目は「都市型施設での対ゲリラ作戦」、2回目は「戦車による掃討作戦」、そして今回は、対戦車攻撃。

 

 米軍が保有し、自衛隊には装備されていない武器を米兵の指示で使用し、遠くにある鉄の板を打ち抜く訓練である。耳栓をしていないと鼓膜が破れるような轟音と私の体が動かされるような振動で発射された実弾は、鉄板を打ち抜いて後の土壁に当たり、黒い煙を上げている。

 

 何のための訓練なのか、なぜ自衛隊が装備していない武器を使用して訓練をしなくてゃなら無いのか・・・そこをしっかりと見抜くことが必要だと思う。 演習.jpg


 25日の代表質問のなかで、知事が「知的障害児を対象にした新設の特別支援学校(小・中・高)を倉敷市真備町に建設する」と発表した。

 

 倉敷市には市立の特別支援学校はあるが、すし詰め状態となっており、関係者から一刻も早い県立の新設学校の建設が求められていた。保護者の皆さんたちが、毎年のように署名を携えて知事や教育長に対して粘り強く要求してきた結果といえる。

 

 子どもの医療費(入院)無料化を小学校卒業まで拡大したことと並ぶ今議会のビッグニュースである。関係者の皆さんの努力に敬意を表したい。


22日の開会日冒頭、「宇野・高松フェリー存続」を求める意見書と「永住外国人の参政権問題」の意見書の二本を決議した。ここでは、「永住外国人の参政権問題」についての経過に触れておきたい。

 

215日の総務委員会に、自民党が「永住外国人の参政権付与反対」を盛り込んだ意見書案を持ち出し、他の会派(民主、公明。共産)が反対しても本会議の多数決で強行するとの姿勢を示した。

 

その後、議会運営委員会の場に移って論戦をした結果、自民党が、「参政権付与反対の文言をいっさい削除」し「国民の幅広い議論と地方の意見尊重」ことに留めた意見書案を提出してきた。

 

地方自治体の首長や議会のかなりの部分が「反対」の意見を出し、民主党政権が「地方の意見は聞くに及ばない」といった態度を取っている中、我々も「国民の幅広い議論と地方の意見尊重」には同感であり、その意味で意見書に賛成の態度を表明した。

 

もちろん、我々の態度は「すみやかに参政権の付与を」という立場であることは変わりなく、また今回の意見書の文言が全てOKではない。例えば、「地方参政権の付与は民主主義の根幹に係る問題」という表現は、本来なら「民主主義の発展につながる問題」にすべきであろう。

 

その辺りの議論不足は、議会最終日に向けて、関連の「陳情」議論の際にキチンと行いたいと考えている。


「温故知新・・中国と岡山」と題して、8回連続の講演会が開かれている。文化庁と第25回国民文化祭岡山県実行委員会の主催で「今年の秋に岡山県で開催される国民文化祭を応援する」という目的で開催されているものである。

 

 14日はその第2回目で、「内山完造と中国」というテーマで、東海大学名誉教授の太田尚樹氏が講演された。

 私も7年ほど前に上海に行った際、内山書店(資料館として整備中だった)に立ち寄ったことがあるが、その際、内山完造夫妻のことを少し勉強したことがある。

 

 今回の太田氏の話は、上海の内山書店をベースにした「内山サロン」での日本と中国の多くの人たち・・その中には、谷崎潤一郎や魯迅もいる・・の交流、内山書店の客であった尾崎秀美とゾルゲ事件、日中戦争と戦後など時代背景を踏まえた話で、「捨身のヒューマニズム実践者」(太田氏)としての内山完造という人物のスケールの大きさを感じさせるものだった。

 

 この連続講演は、3月中旬まで毎週続く。国民文化祭の応援も含めてふるってご参加を。


 15日の総務委員会では、景気・雇用対策のための2月補正予算案も発表された。その中で、私が強く求めたことは次のことだった。

 

 今年3月に高等学校を卒業子どもたちの就職状況を皆さんは知っているだろうか。昨年は「内定取り消し」が問題になったが、今年はその「内定」もない状況なのだ。

 

 岡山労働局による昨年12月末のデータだが、この春の卒業者の中で就職希望者数は3371人、就職内定者数は2667人、内定率は79.1%で、就職未定者は704人にもなる。一昨年の12月末より7.8ポイント低い。

 

 知事も、直接に業界に出向くなど努力はされているが、私たちは、県の「直接雇用」方式も含めて「高卒者で4月に就職が無い」という事態だけはつくってはならない、と思っている。

 

 「18歳の春を泣かさない」・・関係方面のいっそうの努力を期待するものである。


 15日の総務委員会に2010年度当初予算案が発表された。景気悪化による税収減が238億円も予測されるなか、職員の給与カットを117億円したうえでも7億円の収支不足という「血のにじむような予算編成」であり、議会としても性根を据えて議論しなくてはと思っている。

 

 そうした中、25日の知事折衝で要望していたもののなか、いくつか「前に進んだもの」があるので、簡単に紹介しておきたい。

 

 その1は小児医療対策事業。「子どもの命と健康を守るために医療費の無料化の枠を拡大してほしい」という声は切実で、それはまた「子育ての経済負担の軽減策」という少子化対策の大きな柱でもある。

 これまでは小学校に入学する前までが無料化だったのだが、それを「入院に限る」のだが小学校卒業まで無料化にする。ビッグニュースである。

 

 また、障害児の特別支援学級の設置数の拡大や、私立高校の納付金減免補助金の積み増しなども、要求とは隔たりがあるものの、一定の前進を見た。

 

 担当部局の努力に敬意を表するとともに、尚いっそうの前進を求めて2月議会での議論を進めたい。


 この間、この「いのしし日記」で取り上げてきた「陳情一元化」「箇所付け」問題・・一昨日の二つの「出来事」で決着が着いたと思っている。

 

 一つは、衆議院での予算委員会の議論。

原口総務大臣も前原国交大臣も異口同音に「皆さんの声を幅広く聞くのは当然。これからも知事さんらの話はしっかり聞きたい」と答弁。「みんなの党」の江田けんじ議員が、岡山県の民主党津村代表の言動を例に挙げて質問したことに対して、両大臣が明確に答弁した。

 

もう一つは、岡山県町村議会議長会が、「陳情一元化反対」の意見書を挙げたこと。それは地方自治関係者の声を代表したものとも言える。

 

ここまで来れば、津村氏や民主党県連がいくら「陳情一元化」を振り回し、「来年度は知事や市長に国への直接陳情はさせない」と強弁しても、誰一人として言うことを聞かない状態になっていることは明らかである。この問題では、「民意」は津村氏ら民主党県連から完全に離れていると言ってよい。

 

そこで、この問題の一区切りに当たって、もう一度私の見解を述べておきたい。

 

これまでの「予算陳情のあり方」や「官僚体制」に問題があることは確かである。しかし、国と地方の関係(陳情のあり方を含めて)を変更していくのは、国と地方の協議と合意の上であり、そこに法的な整備が必要であれば、国会での議論の上で変更すべきである。

「国と地方の協議」もなく、「国会の議論」もなく、「民主党がルールを変更したのだから、それに従うべし」とする今回の民主党のやり方は、民主主義の一かけらもない暴挙であり、撤回すべきである・・・以上。

 

22日開会の本会議に向け、明日からは委員会の連続である。次回からの「いのしし日記・2010年度予算議会の論戦」を乞うご期待。


  広島.jpg12日、広島県呉市にある広島県立総合技術研究所水産海洋技術センターの視察に出かけた。

 問題意識は二つある。

 

一つは、昨年12月議会でも取り上げた吉井川の赤潮問題や、瀬戸内海の海苔の色落ち問題を通じて、「海や川の環境問題」である。豊かな「水産資源の復活」、人と自然が共生する「里川」「里海」という理念に基づき、岡山県でも行政、漁協、民間、住民が協同した取組みが進んでいる。

その参考のためにと、同じ瀬戸内の広島の研究所を訪ねた次第である。

 

もう一つの問題意識は、公設試験場の統合問題である。岡山県でも、農林関係の農・林・畜産・水産の試験場の統合が行われる。広島では、さらに工業関係も含めて全ての県立試験場を企画部門に一本化している。

広島県には悪いが、「それでよいのか」という疑問がさらに大きくなった。岡山県の議論にも参考にしたいと思っている。

 

 「公設試験場は知事の姿勢を写す」といわれる。現瞬間の危機管理の上でも、将来の本県産業の振興の上でも、県政の中での位置づけはもっと高くてもよいと思う。


このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち県議会カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは県政一般です。

次のカテゴリは趣味です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。