県政一般: 2009年5月アーカイブ

吉井川の赤潮問題は、既報の通りだが、あの真っ赤に染まった吉井川の川面は記憶から消えるものではない。その後、「その要因と対策」に関して県・市・漁業関係者など各方面と意見交換を続けている。これといった決定的な結論は未だ出ていないのだが・・・。

 その議論の中で一つ出てきたのが、旭川下流のケレップ水制である。ご存知の方も多いと思うが、旭川の下流に川の流れに対して直角に張り出している石積みのことである。旭川の下流には19基も現存している。

 このケレップ水制は石積みの張り出しのために川幅を狭めることで流速を増し土砂の堆積を抑える働きがある。同時に、石積みの部分は干潟が広がり、その石積みも含めて豊かな生態系をはぐくむ役割をもっている。

 先日、漁業者の方と一緒に、旭川下流を見回ったが、干潮時には左岸には葦原が広がり大きな干潟ができており、大勢の潮干狩りで賑わっていた。

 この光景は、かつては吉井川でもよく見受けられたものだが、今では吉井川にはない光景である。こうした事例も参考にしながら、吉井川の赤潮対策に息長く取り組んで行きたいと思っている。
葦原_1_1_1_1.jpg干潟と葦原_1_1_1.jpg

 昨年4月、国が雇用促進住宅の半数の廃止をいきなり発表して以降、わが党は入居者とともに「廃止撤回」を求めて政府交渉に取り組んできた。

 昨年秋以降の大企業の「派遣切り」により多くの労働者が「仕事と住宅を同時に失う」事態のなかで、雇用促進住宅の役割が重要になっており、廃止の延期と撤回を求める声は切実である。

 そこで日本共産党国会議員団を中心に4月末「廃止・立ち退きの撤回」を求めた交渉が行われた。その中で、国の担当者は「平成22年11月までに退去という方針だったが、今後少なくとも3年間は退去を求めることはしない」と明確に答弁した。まず、一安心ではある。

 しかし、政府は「廃止の閣議決定」を撤回してはいない。今後は「廃止決定の撤回」を迫っていきたいと思っている。


企業の農業参入に大きく道を開く農地法「改正」法案が国会で強行されようとしている。そうした中、わが党国会議員団が「見解」を発表し、農業関係者はもちろん国民各層に議論を呼びかけた。
 
 そこで、岡山県の農林部にその「提言」を持参し、少し意見交換を行った。県としては、国の言い分を繰り返すだけで残念だったが、私は、「農家は国の言うことはほとんどマユツバで聞いている。国の言うとおりにしてきたから今の農村の荒廃があるからである。県としても、県民の目線で国の施策をチェックして欲しい」・・・。
 
 事実この間、オムロンやユニクロといった全国有数の企業がこの数年であえなく撤退している。その後の農地は荒廃のままである。
 
 あれこれの「理屈」ではなく、この実態を冷静に見て議論することこそが肝心だと思う。
農地問題.JPG「国会議員団の提言」は「政策・見解」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html

7日の総務委員会に、国直轄事業負担金についての国からの「請求書」(調書)が提出された。(私のホームページに掲載)
 「道路事業」に関するものはこの4枚のみで、86億円の請求と支払いが行われていたのである。

 こんな「調書」で請求されたからといって、河川・農林含めて毎年百数十億円ものお金を支払っていた方も問題だが、この間「これでは内容が不明なので明細を示せ」と請求しても「なしのつぶて」の国はさらに大問題である。依然として「上下関係」の意識で「下々のものがお上にたてつくな」という態度に見えるのは私だけだろうか。

 この問題での国の対応にはいささか腹が立っているので、委員会でこう提案した。
①国が会計検査院という組織で地方自治体の補助金の使い方を調べ上げているように、地方も同様の組織を立ち上げて、国が「負担金を適正に請求しているか」など調べ上げたらどうか・・・。

②県の側も国に対して一般的な「明細の請求」だけでなく、この間発覚した不正常な請求(河川事務所の資料庫整備費用、国道事務所の移転費用)に関してだけでも、早急に明細を求めるべきである。
③知事会は「維持管理費は直ちに廃止」と主張しているが、「維持管理費はいくらなのか」明確にした議論が必要ではないか。

 「国直轄事業負担金制度」のそのものの議論はこれからの課題として必要だが、これまで不透明にされてきた部分を曖昧にしたままの制度議論には、私は納得がいかない。
(総務委員会で公表された国の岡山県への請求資料は「政策・見解」に掲載)

 5日、県立児童会館の「こどもまつり」が開催された。県が「行財政構造改革大綱」のなかで「廃止」決定したことで「県立最後のこどもまつり」という可能性もあり、顔を覗けさせてもらった。
 子どもたちはもちろん、ボランティアのお兄さん・お姉さんたちが大勢楽しんでいる光景は、やはり見るほうも楽しいものだ。
 
  県立児童会館はプラネタリウムがある施設として貴重なものだ。子どもに関する全県的なセンターとしての役割もかけがえのないものである。
 「県として引き続き」という意見も根強いし、「どこかキチンとした引き受けてを見つけプラネタリウムの存続を」という声も大きい。しっかりと議論に関って行きたいと思った次第である。 こどもまつり.jpg

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