原発ゼロ: 2012年2月アーカイブ

 福島県飯舘村役場で話した方から、「原発の傍にいる我々に情報を教えず、アメリカに真っ先に情報を伝えた東電に怒りが湧く」・・・どこまでアメリカ従属なのかとあきれ返る話です。

 

しかし、問題はもっと深刻です。問題の福島第1原発1号機はアメリカのゼネラル・エレクトリックの設計をコピーしたものなのですが、アメリカではハリケーンと竜巻の災害を想定して非常用発電機を地下に設置しています。

ところが、地震と津波の国・日本に原発を建設する際、ハリケーンと竜巻対応のまま設計しているのです。

 

 福島原発の事故の要因は、アメリカの原発をそのままコピーして非常用発電機を地下に設置したことあります。アメリカと言えば「思考停止」状態になる従属国日本を根っこのところから変えなくてはなりません。

  警戒区域.jpg


計画的避難区域の飯舘村役場では数人の職員が働いていました。役場の隣にある老人施設には「ここで生きると覚悟」された高齢者が入所されており、その横にある医療機関は診療活動を続けています。集会所には、毎日100人以上の方が集合し、避難地区の見回りを続けています。

 

計画的避難区域の中でも「いのちを守る営み」は続けられているのです。

 

fukushima.JPG役場の付近であった住民の方は、「60歳前の私たちは地域の除染活動で人生を終える。しかし、いくら除染しても若いものが帰ってくるかどうか・・街の将来展望が見出せないままだ」と語っておられました。

 

 車のラジオから流れて来る政府と電力会社による「原発再稼働」の動きなどは、「3・11を経験していない国の話」のように思えてなりません。

写真は飯舘村石ポロトンネル付近。

今回の福島視察は、福島原発2号機の原子炉温度上昇のニュースが流れるなかでのものであり、いささか緊張感が漂うものでした。

 私たちは、現地の党組織が所有している放射線量測定器を借り、14ポイントで計測しました。以下、その測定結果です。(単位 マイクロシーベルト/毎時)

 

    福島市内 1.0 ②大波小学校 2.7 ③小国 5.0 ④霊山パーキング 7.0 

⑤相馬市役所 0.16 ⑥相馬港 0.16 ⑦相馬漁港 0.16 ⑧柚木 0.29

⑨火力発電所 0.6 ⑩原町 035 ⑪警戒区域入り口 0.4 

⑫ 飯舘村石ポロ峠 4.5 ⑬飯舘村役場 2.8 ⑭川俣町役場 1.3

 

当日の新聞報道の放射線量は0.6で、飯舘村役場前の公設測定器もそうなっていましたが、私たちの測定器はその3倍の2.8でした。

 

こうした数値は、「除染の課題」を教えてくれています。単に距離だけではなく、原発事故当時の風の向き、山と谷の形状、山瀬や川の流れとそれが停留する箇所・・・私たちは細かいメッシュでの測定を提起しています。国による「距離」とか「自治体」単位の測定と除染ではなく、住民と自治体による決めの細かい測定と除染が必要だと痛感しました。

 

最後に、写真について一言。地震と津波は映像や画像で伝えることが出来ますが、放射能は写真には写りません。幽霊でも絵がありますが、放射能は絵にも書けません。全く写らないものの怖さを感じています。


バレンタインパレード.jpg岡山医療生協主催のバレンタイン行動が、寒さの中、400人を超す参加で行われました。この行動は、医療生協が毎年2月におこなっているもので、バレンタインでーに因んで、自分たちの声をアピールしようというものです。

 

今年は、「原発ゼロへ」「増税と社会保障改悪ストップ」などを掲げて400人以上が参加し、岡山市の中心部をパレードしました。日本共産党からは、石村智子衆議院比例候補、垣内雄一衆議院1区候補も駆けつけ、パレードの先頭に立ちました。

 


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